経営コラムの記事一覧
ハームリダクション(harm reduction)という考え方をご紹介させて頂きます。「誰かが悪い事をしていると解っていても、それを禁止しない方が良い」という考え方であり、有益な考え方であるとは思われますが、適用には慎重な検討が求められます。
自社に応募してきた就職活動中の学生(求職中の学生)については、「お客様」として扱うべきなのでしょうか。両方の意見(客扱いすべき、客扱いしなくて良い)をご紹介しますが、皆さまは、どちらの意見を「当たり前」とお感じになるでしょうか。
なりすましメールの被害は減る気配がありませんが、未だ、届いたメールがなりすましメールかどうかを判断する為に人に教えられる簡単な方法はありません。そこで、なりすましメールを見分ける仕組みについてのアイデアを考えてみる事にしました。
投資信託(ファンド)を選ぶ際、アクティブファンドとパッシブファンドのどちらを選ぶべきなのでしょうか。アクティブファンド(アクティブ運用)とパッシブファンド(パッシブ運用、インデックスファンド)の勝率を比較し、理由と共に考察します。
血液検査の見方について、解りやすい考え方を知ったのでご紹介させて頂きます。野口緑氏(大阪大学大学院公衆衛生学特任准教授)によると、血液検査に複数の異常値が見つかった場合には、対応すべき優先順位があるとの事です。
AIの能力向上に伴い、電子メールや電話の相手を信用するのが難しい局面が増えてきました。このままだと、電子メールや電話はビジネス上のコミュニケーションツールとして機能しなくなっていく可能性があるように思います。
忘れさせる権利について解説します。忘れさせる権利とは、AIに学習した内容を忘れさせる為の権利の事です。実は、AIは一部分だけを忘れ去る(インプットがなかった事にする)のは苦手です。しかし、この権利への対応はAI普及に欠かせません。
環境問題の為に飲食店の使い捨て容器を廃止(禁止)する事は、CO2排出量増大に繋がり、結果、地球環境に良くない影響がある可能性があるようです。飲食店の使い捨て容器の廃止(禁止)のデメリットや問題点について考えてみたいと思います。
再開発で街がつまらなくなる理由について、解説させて頂きます。再開発では、元々あった古い町並みがなくなり、巨大なビルが建つ事が多くあります。事業者がどれだけ頑張ったとしても、もとの町の魅力を残す事が難しい理由があるのです。
不動産投資は必ず失敗する、というのは本当なのでしょうか。なぜ、不動産投資は危ないと考える方がいらっしゃるのでしょうか。不動産投資という投資手法をどのように評価すべきなのか、投資相談を受ける機会が多い立場から書かせて頂きます。
「日本人の性格は悪い(日本人は海外の人と比べて、いじわる)」という研究結果があるのをご存じでしょうか。この研究結果から、「会社の中での足の引っ張り合い」「日本企業の競争力低下」「日本が行う施策の限界」などのテーマを検討してみます。
ゴミの「7R」について解説させて頂きます。ゴミの増大に歯止めをかけ、サーキュラーエコノミーを実現させる為に、「3R」という考え方がある事は広く知られていますが、最近、「3Rでは足りない」という考え方があり、「7R」が注目されています。
インボイスがもらえなかった場合の処理について、誤解されている方が多いように思います。仕入控除ができず、消費税分が雑損失になるというだけではなく、本体価格に影響がある為、税務処理に影響がある場合もあるという理解をしておくべきです。
先日のiPhone 15シリーズの発表に伴い、iPhoneの小型サイズであるminiの販売は終了する事になりました。Appleは、今後、iPhone miniを復活させるのでしょうか。Apple社では、どのような視点で検討が行われるのか、という事を推測してみます。
ある年配の経営者から「もう、ビックカメラで買い物はしない」という話を伺いました。「ちょっとした事が理由で年輩の顧客を逃す事にもなる」という良い例になると思いますので、紹介させて頂こうと思います。皆さまの会社でもお気を付け下さい。
ダイレクトインデックスとは。ダイレクトインデックス投資(direct indexing)は、インデックス投資という投資手法の改良版とも言えるものです。自分が投資したくない銘柄がある為に、インデックス投資を避けていた方にはお勧め出来ます。
スミッシング(Smishing)について解説します。スミッシング攻撃の被害に合わない為に知っておくべき内容や対策について。また、なぜ、このスミッシング攻撃による被害が無くならないのか、といった点についても解説させて頂きます。
家庭ごみの有料化は正しいのでしょうか。有料化には「環境問題への対応」や「公平な費用負担」などの目的があると考えられていますが、商業施設に持ち込む人が発生するなど問題も発生しているようです。他に良い対策はないのでしょうか。
生前贈与の7年ルールについて解説します。2024年1月から、生前贈与に関するルールが大きく変わる事になりました(令和5年税制改正)。この為、相続発生の7年前までに行った生前贈与による相続税対策は、ほとんど意味がなくなる事になりました。
米国を中心に、今、静かな解雇(quiet firing)という用語が注目されています。そこで、静かな解雇という用語の意味(静かな解雇とは)、静かな解雇という手段を選ぶ企業が存在する理由、静かな解雇が注目されている理由などについてご紹介します。
あるカフェでは、「客席の電気を、ほぼ全て消す」という、ちょっと極端な節電への取り組みが行われていました。その取り組み方について、賛否両方の意見が出ましたので、ご紹介させて頂きます。ご自身の意見も考えながら、お読み下さい。
ChatGPTのアカウントがハッキングされ、「ChatGPTの利用履歴が流出する事で、機密情報(社外秘の情報など)が外部に漏洩する」という事態が現実のものになろうとしています。このような事が起きる背景・原因と、対策について取り上げます。
消費税のインボイス制度導入に関連して、取引先から適格請求書発行事業者としての登録を迫られている事業者が、それを断る為の交渉テクニック(課税事業者にならず、今後も免税事業者を継続する為の交渉テクニック)をご紹介したいと思います。
ロボットフレンドリーという言葉をご存じでしょうか。このロボットフレンドリーへの配慮は、今後、社会を維持する上で重要になっていくようです。ロボットフレンドリーという言葉の意味や重要視されている理由(配慮が必要な理由)などをご紹介します。
2024年にリニューアルする新NISA制度には注意点があります。従来のNISA制度で投資を行っている方は、新NISA制度へのロールオーバーが出来なくなる事により、予想外の税金に苦しめられる事になるかもしれません。問題点と対策について解説します。
VCスタートアップ健康保険組合(VCスタートアップ健保)という新しい健康保険組合の設立が予定されています。しかし、このVCスタートアップ健康保険組合の設立は全国健康保険協会(協会けんぽ)との関係で、大きな問題があるようにも思うのです。
ランサムウェア(ransomware)による被害報告は後を絶ちません。「ランサムウェアの被害者が、どのくらいの割合で身代金を支払っているのか」や「どのくらいの確立で復旧に成功しているのか」といった点についての調査結果を紹介させて頂きます。
タワマン節税への対策が行われる事となりました。タワーマンションの相続税評価が、ついに改正されるのです。そこで、国税庁の資料をもとに、計算式、開始時期(いつから)、影響などを解説します。マンションの相続が関係する方は、ぜひ、お読み下さい。
社内の「お酒を良く飲むグループ」と「あまりお酒を飲まないグループ」を比較したところ、前者の方が健康を害している率が高かった為、「お酒の量を控えるよう社員を啓蒙する」と考えた会社があります。この考え方に落とし穴はないのでしょうか。
NTTグループが進めるIOWN(アイオン)について。機器間・機器内の情報のやり取りを抜本的につくりかえる可能性があるプロジェクトです。CO2削減、カーボンニュートラルの観点からも注目されており、日本初の技術革新に繋がるかもしれません。