ビジネスコンサルティングの現場から

各種ビジネス・コンサルティングに携わる担当者が、日頃、「考えている事」や「気が付いた事」を不定期に発信します。

「太っている人は経営者失格」を知っていますか

太っている人を計る


皆さまは、

太っている人は経営者失格

という意見を持っている人がいるのをご存じですか。

この話、一昔前には、かなり話題になったのですが、最近は知らない人もいるようなので、今日は、この話題を取り上げてみたいと思います。

わかりきった話のように感じられるかもしれませんが、少し視点を変えると、色々な事を考えるきっかけに出来るかもしれません。


さて、冒頭の「太っている人は経営者失格」という意見ですが、これは、一昔前のアメリカで良く聞かれた概念です。

「~っている人は経営者失格」というだけではなく、「~っている人は出世できない」、など様々な表現で話されていたように思います。

理由は、何となくでも想像して頂けるかと思いますが、

自分の体重すらコントロール出来ない人に、会社の経営という難易度の高い仕事は出来ないだろう

といったような考え方が背景にあったようです。

「自分をコントロール出来る人の方が仕事が出来る」と言われると、ちょっと反論し辛い気もしますね。

 

もちろん、これには、「人は(少なくとも経営者は)太っていない方が良い」という前提があり、「人は太らない為の努力をすべき」という前提があります。

また、「努力をすれば、人は太らない事ができる」という前提もあるでしょう。

そうした前提の上で、「太らない為の努力の結果が出せていない」から「太っている人はダメ」という考え方になっている訳です。

こうした前提に疑問を抱く人も増えたのでしょう。最近は、あまり聞かれなくなりました。

 

ただ、世の中が変わっても、

人は(経営者は)、~した方が良い(出来た方が良い)

という概念自体は、存在し続けるでしょう。

そして、「~が出来ないと、仕事で評価されない」といったことは、今後もあるのかもしれません。

 

さて、皆さまの周りだと、「何に」失敗していると、評価が下がりそうですか?

そして、それは妥当な基準でしょうか?

この記事が、そういった事について考えるきっかけになれば、と思います。